自動車業界の魅力と動向

アメリカのフォード社が画期的な量産品モデル「Ｔ型フォード」を世に送り出してからおよそ100年。今、自動車業界は100年ぶりの大変革期を迎えています。

基本性能を決めるものはエンジンからモーターや蓄電池に変わり、自動運転や安全運転支援システム（ADAS）などを備えたスマートカーは大きな電子機器に生まれ変わります。さらに“クルマ”は地上から空へも進出し、自動車の定義すら変わる時代がやってきます。

こうした大変革期を脅威と捉えて不安を募らせる方もいれば、逆にやりがいを感じワクワクする方もいるでしょう。みなさん一人ひとりの価値観や個性などによって自動車業界の魅力度は大きく異なってきます。

これからの自動車業界は、異業種からの新規参入やベンチャーも入り乱れて戦国時代を迎えることでしょう。そうした時代でも、既存のメーカーにはこれまで培ってきた強みが必ずあるはずです。そうした強みを武器に「新しいモビリティ社会を創っていく！」という情熱を持てる方にとっては、自動車業界は間違いなく「夢」と「やりがい」に満ちた世界になるに違いありません。